「献血をしてきました。」

先日初めての献血をしてきました。今まで興味があっていつかやってみたいことの一つだったのですが、コロナ禍の中で今まではイベント会場で行っていた献血バスが出せなかったりといつも以上に不足しているというニュースをみて今こそチャレンジしてみるときなのでは!?と柏の献血ルームに足を運んでみた次第です。

行ったことのある方はご存じかもしれませんが問診や血液検査をしてから問題がなければ採血をされます。

そしてこの問診のひとつに3日以内に出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けましたか?というものがあります。歯を抜いたりは分かるけど歯石も?と疑問に思い調べてみると日本赤十字社のHPによると「口腔内常在菌が血中に移行し、菌血症になる可能性がある」との事だそうです。確かに、提供する血液は安全なものでなくてはいけないわけなので、可能性であっても避けるべきなのだろうと思いました。

この口の中にある菌、というのは健康な方でも100億とか1,000億いる、といわれています。ちょっとびっくりな数字ですよね。
もちろんこれは目に見えるわけではありませんが、「健康な方でも」といことはやはりしっかりとしたメンテナンスを受けていないとこの菌は増殖してしまいます。

歯科での歯石除去などのお掃除は歯周病治療の一環として行われます。しかし口腔内を綺麗に保つことは歯周病だけでなく、他にも誤飲性肺炎のリスクの軽減にも効果があったりと体全体の健康へも繋がります。

定期的に歯科に行く習慣がないと痛くなってから行くとか、一度お掃除してもらったらまたしばらく気になってから行くようになったりとなりがちかもしれませんが、目に見ない細菌はご自身で取るには限界があります。
また最近は歯科用品も豊富になりつつありますが、なかなか自分に最適なものは何かとなると難しいのではないでしょうか。

ご自宅でのセルフケアはとても重要です。同時に、そのケアがしっかりと出来ているのかや磨き残しやなにかより良い方法はないかなど一緒に確認するためにも定期的な歯科検診をおすすめしております。

DA 石橋 明子


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