歯磨きからはじめる全身の健康

新年度がはじまり約1ヶ月となりました。
環境が変わり新生活がはじまった方も多いのではないでしょうか。
桜の時期に寒い日が続き、花の期間は例年よりも少し長く感じたようにも思います。入学式にちょうど咲いていたよという方もいらっしゃったのではないでしょうか。

人をひきつける「桜」

今年は思い立ってちょうど満開の時期、仕事終わりに桜木神社の花の様子を見に行きました。閉門の時間でしたので中の様子は分かりませんでしたが外から見てもとてと見事な様子でした。

↓仕事終わりに見た桜木神社の桜の様子↓


患者さんにもお花見は行きましたかと聞いてみると清水公園に行かれた方も多く、今年も綺麗だったとお話をうかがいました。お花見に行けない方も移動中車の中で見たよ、と教えてくださる方もいらっしゃいましたね。

普段花に興味のない方も桜は思わず見てしまう人も多いのではないでしょうか。人の集まる花見スポットなどは屋台が出たりとお祭り気分も味わえ、楽しんだ方もいるのではないでしょうか。

私も家の近所に穴場が花見場所があるのですが、今年は運悪くいざ行こうとすると天候が悪かったり盛りの頃は見逃してしまいました。

歯磨きと身体の健康はつながっている??

今年は寒暖差の厳しい日々が続きましたね。よく冬から春にかけては三寒四温といいますが、寒さも暑さも触れ幅が大きく衣服の選択も難しかったように思います。気候も安定せず、なにかと忙しい日々にお疲れも溜まってきてはいませんか?

たまに患者さんから「忙しくてつい歯磨きが疎かになってしまう」というご相談を受けたり「体調を崩してしまいすぐに寝てしまって磨けなかった」ということをうかがうことがあります。

もちろんまずは体を休めるということは大切ですが、お体を治すということを考えると歯磨きも実は重要な役割を持っています。

風邪の予防にうがい手荒いマスクの着用は近年のコロナウィルスによる感染症拡大の影響もありその重要性を再認識した方も多いかと思います。

それに加え歯磨きも予防や免疫力向上のために取り入れていただきたいと思います。歯磨きを含めた口腔ケアは虫歯や歯周病といった口腔内の問題を防ぐだけではありません。
口腔内には常在細菌が約700種いると言われています。
細菌といっても悪いものだけではなく体を守る役目をしているものもありますが、ケアを怠ることでそのバランスが崩れてしまいますと免疫機能が低下しよりウイルス感染による病気の重症化のリスクが高まる可能性もあります。

しっかりと口腔内のプラークや歯垢を落としていくことは虫歯や歯周病の予防だけでなく風邪などの感染症予防にも効果があります。

暖かい日が続くようになりましたが、まだまだ油断せず虫歯や歯周病だけでなく風邪の「予防」にもしっかりとした歯磨き習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?