ようやく暑さも落ち着き、秋めいた季候になってきましたね。
今年の夏は気温ももちろんのこと日射しも非常に強く、直射日光に当たるところが痛く感じることもありました。
日傘はここ数年で手放せなくなりましたが、今年はクールパーカーも大活躍しました。夏に長袖は暑いのでは?と思うこともあったのですが、直射日光に当たらないことや素材も肌触りがよく非常に快適でした。あまりの暑さに耐えかねて仕事終わりに販売店に駆け込み購入したのですが、今年の夏一番のよい買い物になりました。
地球環境は日々変化し、昔のままの生活では対応しきれない状態にもなっています。夏の暑さも年々最高気温を更新しており、顕著に感じられるのではないでしょうか。
それに対応するように新しい素材や生活に役立つ製品というものもどんどん出てきます。新しいものを取り入れる柔軟性ももちつつ、以前からあるものもうまく取り入れてより快適に過ごしたいものですよね。
やはり何をするにも出来る限りの不快な状況というものは取り除きたいものだと思います。
歯科治療も日々新しい技術や製品がでてきています。あおば歯科では1ヶ月に一度、午後のお時間を休診とさせていただき院内研修の日を設けています。
研修内容は月によって変わりますが衛生士チームと歯科助手チームに分かれてそれぞれ研修を行っており、衛生士チームでは外部から講師の方をお呼びして技術と知識の研鑽を行っています。
最近ではホームケアに力をいれておりそれぞれの患者さんに適した歯ブラシや補助器具か、どのように使ってもらえばいいかといったことも共有し研修の時間を患者さんに還元できるようにしています。
歯科助手チームの研修内容は多岐に渡り、月によって大きく異なりますが、先日はインプラント埋入手術の見学と歯のスケーリング時のバキュームの当て方について相互実習を行いました。
現在あおば歯科ではありがたいことに新しいスタッフが増え、覚えることもたくさんある時期でもあります。
あおば歯科で大切にしていることのひとつに「MI」(Minimal Intervention)というものがあります。これは歯へのダメージを最小限に出来る限りの自分の歯を残すという治療法です。
削る歯をなるべく減らし、出来る限りの歯を保存していく考え方です。しっかりと口腔環境を整え、むし歯や歯周病の進行を食い止めることも必要です。
そのために衛生士さんたちはしっかりと原因となる歯石などを取るだけでなく磨き残しをなるべく減らせるよう歯磨き指導もおこないます。
また歯並びの関係でどうしても汚れの残りやすい方や噛み合わせに負担の出やすい方も居ます。歯科矯正は見た目だけではなく、機能的にもより快適な状態なることからおすすめしている治療です。
一度削った歯や神経はもとに戻すことは出来ませんし、抜いてしまった歯も戻すことは出来ません。不可逆的な治療は慎重に判断をしています。そのためにさまざまな検査をおこなうこともありますが患者さんがどの様な症状を訴えているのかということもひとつの重要なサインです。
しっかりと患者さんとコミュニケーションを取りながら小さなサインも見逃さないよう今後も精進していこうと思う研修となりました。















