歯がなくなってしまった時の治療法は?

先日の雨で水溜まりにはまるで花筏のように花びらが散っていました。

花筏は晩春の季語にもなっているようにいつの間にか春の盛りも過ぎていたようですね。
暖かくなるにつれて外で過ごす機会も増えるかと思います。

どこか外に出掛けた時何を目的にするかは様々かと思いますが、ご当地の美味しいもの巡りをされる方も少なくないのではないでしょうか。

お食事をしっかりと美味しく召し上がっていただくためにも歯はとても大切なものです。
虫歯や歯周病で歯を失わないためにも日頃のメンテナンスはとても重要です。ですが歯がなくなってしまった時、どのように失くなってしまった歯をどのように補うかも重要です。

歯がなくなってしまうとその部分で噛めなくなってしまうだけでなく、周りの歯への影響や歯茎が痩せてくるなどの不具合も起こっていきます。
お体の健康には今のことだけではなく、将来を見据えて考えていくことも大切です。

話しは変わりますがあおば歯科では初めてご来院いただいた時のカウンセリングで「将来のお口の理想の状態」を聞くことがあります。
それは歯医者さんに行こうと決心していただき、初めてご来院いただいている時のモチベーションが一番高いことが多いからです。その時に5年の10年後という将来について、少しでも考える時間を作っていただきたく質問を投げ掛けております。

いきなり口腔内の理想の状態を訊ねられても戸惑う方も多いですがそれをきっかけに少しでも将来について考えていただければ幸いです。

そして多くの治療を必要とされる方には治療計画のご説明に時間をいただくことがあります。
このお時間もただどんな治療があるかといった説明だけではなく、その時間を通してよりご自身のお口の中に興味を持っていただきよりよい環境になれるようにお手伝いできればと思っております。

さて、歯がなくなってしまった時の治療法としては主に3つあります。それぞれにメリットもデメリットもありますが、健康な歯に一番近い状態で治療できるものはやはりインプラントではないでしょうか。
自費診療で高額にもなりますし、外科手術が必要になったり歯が入るまでお時間もかかります。しかしインプラントは第二の天然歯ともいわれており、噛むときの力や食感は一番天然の歯に近いと言われています。

もちろんその他の口腔内の環境によって最善な治療法は変わります。ですが「高い」からや「ちょっと外科手術は怖い」からで敬遠するのではなくぜひ一度ご検討いただきたい治療法でもあります。

なかなか痛いところや気になるところがないと病院というのは通いづらいと思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、「予防歯科」という言葉もあるように症状がでないように予防をして行くことも大切です。

虫歯によって歯に穴が開いてしまったり、歯周病によって歯槽骨が溶けてしまっては完全に健康な状態に戻すことはできません。

お身体の健康のために軽い運動や食事睡眠といったことに気を配る方も多いかとは存じますが、同じようにお口の健康も気配りが必要です。
普段の歯磨きの時に歯ブラシだけではなくフロスや歯間ブラシといった補助器具を使ってみたり殺菌効果の高い歯磨き粉や洗口薬を使ってみたり、もしくは歯ブラシをより口腔内にあったものを使ってみたり。

今は気軽にネットなどでも多くの情報に触れることが出きるようになっていますが「ご自身にあったものは何か」という点ではなかなか判別は難しいのではないでしょうか。
ぜひとも定期的な歯科検診を受けていただき、気軽にご相談いただければと思います。


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