今までの価値観や考え方が変わった瞬間がありますか?

ある日突然今までとは違う考え方と出会って変わる方も居れば徐々に納得して変わられる方も居るかと思います。

私は6年前に長く勤めていた仕事を辞め全く新しい職種をやってみたいと思いあおば歯科のスタッフになりました。
何か新しいことをしてみたい。そう思い飛び込んだ業界でしたが、今までの仕事で培った知識や技術は無駄になることはなく様々な分野でも生かせることを知るきっかけとなりました。同時にドクターや衛生士さんの専門的な知識を深めていくこと姿勢にも尊敬の意を表します。
未だに初めて見るような症例や症状もあり、まだまだ勉強が必要だと感じる毎日です。

しかし以前よりも確実に知識を積み重ねていくことで視野が広がり、様々な可能性を考えることができるようにもなりました。より治療への理解度も深まったように感じます。

新しいことを始めようとする時、きっかけは色々とありますがなかなか受け入れることが出来なかったり考え方というのは早々に変わるものではないかと思います。しかし、技術は日々進歩し新たな発見もあるように、いつまでも同じ考えでいることはいいことばかりではありません。

それはお口の中にも同じことがいえるでしょう。

例えば今まであまり口腔内にご興味がなく特に痛みが出ることのなかった方も、実は中では問題が起きていたり事故などの外傷で傷を負ってしまうことがあります。
治療が必要になってくると今までは大丈夫だったことや当たり前のように出来ていたことが出来なくなってしまうこともあります。

治療が必要になった時は、より納得してより良いものを選んでいただけるようお伝えするのが私たちの役割でもあります。

特に歯を失ってしまった方への治療計画のご説明をさせていただく際にはその歯がどの場所にあるのか、他の歯の状態はどうかで最適な治療は異なってきます。治療方法によっても期間か金額に多きな差があり不可逆性のある治療を選ばれる際には特にしっかりと理解をしていただく必要があります。

例えばインプラント治療は外科手術が必要になり、インプラントを顎骨に穴を開ける必要があります。ブリッジという治療も欠損してしまった歯の両隣を大きく削る必要もあり、このように一度治療で削ってしまいますと同じ状態には二度と戻せません。
なので削る前にはきちんと治療のメリットとデメリットをご理解いただいております。

しかし、インプラントという治療は自費診療にもなり高額になりがちです。またしっかりと噛めるようになるまでお時間もかかりますので敬遠されるかたも多いです。

ただし敬遠される理由といたしましてはインプラントとはどういうものなのかよく分からないからという理由も少なくありません。
一度インプラントをいれていらっしゃる方は次もインプラントを決める方が多くいらっしゃるように感じます。やはり良いという実感をしていただけているのが理由なのではないでしょうか。

また、一度は敬遠された方であっても歯のことを考えインプラントを決断していただく方もいらっしゃいます。その決断に至るまでにはきっと口腔内のこれからを考え、そしてインプラントに対する知識を付けていただき、インプラントの良い面を知っていただいたからというのも大きいのではないでしょうか。

その選択が良いものであったと後押しできるよう、これからもお手伝いが出来ればと思います。


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