歯の色が黒くなっている所はありませんか?

先日空を見上げたら消ゴムで消したような形の雲がありました。
調べてみたらどうやら雲が影になっているらしいのですが、知らないと不思議な現象にみえました。

目に見えるものがどうしてそうなるのか。
実際は知らないと不思議なこともありますよね。

私があおば歯科で働くようになってから知った話で一番不思議だったのは歯の色が黒くなってしまっている所の原因が虫歯だけではないという話でした。

お口の中を覗いてみて、ポチッと黒くなっている所などはありませんか?私はあまり真剣に自分の歯を見てはいなかったのですが良く観察してみると様々な発見がありました。

良く聞く「着色」であれば全体的に黄ばんでいたり、茶色いステインがついていたりということだと思っていましたが歯の溝の所であったり、以前プラスチックの詰め物をしたところなんかも変色しやすいと知りました。

幸い私の場合、すぐに歯科で検診を受けたところ虫歯は親知らずの所に小さいのがあるだけで他は大丈夫とお墨付きを頂きましたが、「症状はないが虫歯がある」とおっしゃって来院される患者さんも多くいらっしゃいます。
そしてその多くの方はまだ治療が必要な虫歯の段階ではなく、着色をしているだけということが多いです。

一度治療により歯を削ってしまうと詰め物をするのことになり、ご自身の歯と詰め物の境目から二次虫歯のリスクも増えます。そのため当院では最小限の侵襲になるよう、削って治すだけではなくその原因となる口腔環境の改善に力をいれています。

またある程度の着色であればお掃除をすることできれいにすることもできます。
最近では歯磨き粉でも着色を落とす効果のあるものもあるでしょう。
しかしひとつ注意が必要なことがあり、それは「着色の落とし方」になります。

歯磨き粉の中には研磨剤が含まれているものもあり、研磨剤により歯を磨くと一時的にきれいになりますが細かな傷がついてしまうこともあります。
細かな傷が着くと今度は汚れの着きやすい状態になる可能性があります。

当院では「パウダーメンテナンス」という方法で着色を落とすメニューもご用意しております。
これは細かな粒子の粉の出る機械を使用し、汚れを落とし、歯の表面の細かな傷を修復させる効果のあるペーストで磨くことで歯面を滑らかにし、汚れの着きにくい歯にするものです。

パウダーで清掃中

このペーストはご自宅でも出来るように当院にて販売もしており、愛用しているスタッフもいます。

ところで8020運動というのはご存じでしょうか?
これは「80歳まで歯を20本残していきましょう」という運動で、歯が残っている方は病気にもなりにくいというデータがあります。
ご自身の歯を残すことはご自身の健康寿命を伸ばすことにも繋がります。

虫歯も着色も、治すだけではなくならない環境を整える「予防」をしていくとこで将来的にご自身の歯を少しでも多く残せる可能性が増えます。

今すぐに綺麗にする、というだけではなく将来のために綺麗な環境を作るというのは毎日の歯磨き習慣や定期的なメンテナンス、検診ということも大切なことです。

なかなか痛みや気になる症状のない状態で歯科に通うことは大変に思う方もいらっしゃるかとは思いますが、歯を失う前にぜひご一考いただければと思います。


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