自信をもって笑えるように。

暑さも厳しくなり今年は例年以上に熱中症への警戒が必要そうですね。こまめな水分塩分補給も大切ですが屋内にてしっかりと体を冷やすことも必要です。特に近年は早朝から晩まで気温が下がらず涼しく感じる時間帯もないため、意識的な対策が必要ですよね。

まだまだコロナ等の感染症は流行しております。手洗いうがいの習慣はもちろんのこと適切なマスクの着用もしていきたいところではありますが、暑さにより以前よりはマスクを外す機会も増えたのではないでしょうか。
また食事会や旅行の機会も増えたようで、それまでに歯の治療をしたいというご相談を受けることも増えたように思います。

特に前歯の治療は見た目も気になりますよね。
きれいに治るということも大切ですが、治るまでの間もできる限りのきれいな状態でいたいと思う方も多いのではないでしょうか。

特に根管治療といわれる歯の神経まで進行してしまった虫歯の治療は回数もかかります。そのため前歯がしばらくない状態になってしまうため一時的に仮歯に置き換えさせていただくこともあります。
また以前治療した被せものをきれいにしたい、という時も型取りのために一度仮歯にすることもあります。

仮歯に置き換えることは、見た目のためだけではありません

被せものを作るときは必ず歯と被せ物の境目が重要になります。

例えば歯茎が炎症を起こして腫れてしまっていた場合、その状態で型取りをしてしまうと出来上がった被せ物の境目もずれてしまい炎症が収まったときには隙間が出来てしまう可能性があります。また歯冠を形成するために歯を削る時に歯茎に若干触れることもあり、仮歯を作ることで詰め物が入ったときにも適合のよい状態で歯茎を維持することも出来ます。

せっかく作るのであればより見た目もきれいな物の方がよいかと思います。
歯というのは他人にじっくりと見られることは少ないかとは思います。しかし『見た目』というのは他人には気にならないところも自分は気になるものですよね。
色や形はもちろんのこと、唇や舌の触る感触などはご自身にしかわからない面もあります。
ある程度は慣れも必要です。仮歯を入れておくことで少しでも違和感のない状態にする効果も期待できます。

歯の形は個人差があり、全く同じ形ではありません。そのため被せものを作るときもその人に合わせた形にする必要があります。
仮歯も同じでその人に合った形のものを手作りしておりますので通常の治療に加えて少しお時間をいただいたり、一度多くご来院をお願いすることもあります。

ご自身の歯に勝るものはございませんが、少しでもよい治療が出来るようになればと思います。

歯が綺麗になると人前で口を開けることが嫌ではなくなった、とおっしゃっていただくこともあります。些細なことかもしれませんが自信を持って笑えるようになっていただけるのも嬉しいものですね。

楽しい時間を過ごすためにも是非気がかりなことがございましたら一度ご相談いただければと思います。

↑★過去に行った沖縄旅行の写真です★↑